日本人の栄養素摂取量とダイエットをみると、カルシウムを除く栄養素が所要量を上まわっており、平均的には適正な摂取レベルといえます。

しかし、男女とも若い年代層でカルシウムが不足し、さらに20歳代女性では、牛乳・乳製品が増加傾向にある一方、米類、砂糖類などの炭水化物は減少傾向でした。

年齢別で比較すると、年齢が高くなるにつれて小麦類や油脂類、肉類の摂取量は減ります。逆に摂取量が多くなるのは、豆類、緑黄色野菜とその他の野菜、魚介類でした。

たとえば、若い世代が多く摂取している食品は、油脂類や肉類。一方、若い世代で少ないのが、豆類や野菜、魚介類でした。

緑黄色野菜の摂取量は、40歳代以降では100グラムを超え、その他の野菜の摂取量も200グラムを超えます。しかし、20歳代では、緑黄色野菜が90グラム、その他の野菜が170グラムにとどまっています。

こういった食事も、ダイエットの結果に関わっています。